佐伊津町の「ふるさと祭り」が3年ぶりに開催されました。参加者も多く、結構若い方の姿も見受けられ、大賑いでした。サザンテラスからは住民健康相談コーナーにおける血管年齢測定のお手伝いに参加させていただきました。血管年齢ブースには58名おいでになり、準備した資料が不足するほどでした。検査方法は、器械に“実年齢“と”性別”を入力し、左薬指を挟んで測定を待つのみです。実年齢に比べて血管年齢が若い方が多く、ほとんどの方が正常範囲でした。健康面で気になる方には、野菜を意識した食事を勧め、パンフレットをお渡ししました。みなさん、簡単な検査に驚かれ、その値に一喜一憂しながら楽しんでおられました。
11歳の女の子が興味津々でやってきたので、「測ってみる?」と誘ったら4人でやってきて、ワーワーとにぎやかになりました。値を入力するとエラーが続き、18歳以上でないと測れないことがわかりました。20歳と入力を偽り測定すると、値が低めの子は野菜嫌いで、値が良かった子は野菜を好むという結果になりました。「野菜は大事だね、頑張って食べようね。」と言うと、「はい!」と元気な返事が返ってきました。少しばかり、未来の若者に食育なるものが出来たかと思うと嬉しくなり、こうやってさりげなく地域に溶け込み、地域の人と接することはとても大事だなと思いました。
サザンテラス五和そのものが地域にとけこみ、入居者や職員が地域の一員であるという感覚がもっともっと芽生えるような行事や企画ができることを期待したいと思います。